第7話。部署異動後3ヶ月の振り返り。今は学びの時期。適応障害になった看護師

部署異動後、約3ヶ月が経ちました。色々なことはありましたが、体調を崩さず仕事に臨めています。
前回記事。
適応障害の看護師。抗不安薬は毎日服薬から頓服へ
部署異動後、3ヶ月間働きました。感覚的には適応障害は乗り越えつつあります。
以前に心療内科から処方されたメイラックス(抗不安薬)ですが、毎日服薬から頓用まで減量出来ています。
毎日不安で眠れない、仕事に行くまでに動悸がする、職場の人と話すのが辛い、涙が出そうになる。と言った症状は現状ありません。
部署異動をしたからこそ、前部署の人に会わなくなったことが症状の改善に繋がったと思います。他に処方された薬の効果も少なからず不安を抑える手助けになったと思います。
同僚と会話をして笑えること
部署異動をして思うことの一つとして同僚と会話をして笑えることです。
以前はヘラヘラ笑わないでと言われていました、もう仕事では笑えないと思っていました。
仕事では患者さんと話すときすら、少しの笑顔=相手を馬鹿にした態度、と先輩看護師に捉えられ指導されていたので、笑顔や笑みが出来ませんでした。
そんな3ヶ月間を過ごしていたせいもあり、今の環境で同僚と会話して笑えることは大きな進歩だと思います。
急性期と慢性期、勤める病棟の雰囲気も少なからず影響しているとは思いますが、私は今の病棟に部署異動して良かったです。
それでも前部署の人を見ると私の精神は穏やかではない
今の病棟に部署異動をして良かったです。それは本音です。
ただ私としては、やはり前部署の人に出会うことが今でも不安の一つになっています。
ここ最近病棟研修会があり、他病棟の看護師も出席しておりました。その時久々に前部署の人に出会いました。
嫌な気持ちは簡単には消えていませんでした。出会うだけで嫌な気持ちになりました。顔も見たくなかったので、なるべく遠くに座りました。
他人だから、と割り切れる程の器は私は持っていません。自然と避けてました。
多少なりと適応障害を克服しつつある中でも、私の心の中では完全に前部署がトラウマになっています。そしてこの人たちと二度と仕事をしたくない。この気持ちに変わりはないんだ、と改めて実感しました。
前部署に戻ることがあるなら私は病院を辞める。今は学びの時期
勤めている病院は部署異動が頻繁な病院です。人手不足と言う課題を抱える病院で、どうにかやりくりをしているそうです。
そんな中で、もしまた前部署に戻ることがあるなら、私は病院を辞めようと思います。適応障害を乗り越え、精神的に強くなったとしても、私にとっては決して戻りたくない場所です。そして前部署で働く人と二度と関わりたくありません。
部署異動をしたとしても、また部署異動をする可能性はある。今は働けていますが、私はこの病院が嫌いなことに変わりはない。